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イムファカットがお送りするボーイズトイ・玩具・食玩系のレビュー的な何かしらです

【新番組】平成第19作目 仮面ライダービルドについていろいろ語ってみた【考察】

エグゼイドもいよいよ終盤で最後まで読めない展開にドキドキしているイムファです。

今回はレビューではないんですが、2017年9月から始まる新番組「仮面ライダービルド」について、現時点でわかっている情報を元に考察をしてみたいと思います。

ネタバレが嫌な人もいると思うので、公式に公開されている情報と画像だけを元にいろいろ語っていきます。

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(かなり長ぇよ...)

 

 

平成第19作目 仮面ライダービルド

まず、イムファ的に今回のライダーのビジュアル・設定がドンピシャで好みです!

メチャメチャかっこいい!男子ならカッコ良いと誰もが頷くカッコ良さでしょう!

近未来風な見た目でありながら、往年の仮面ライダースタイルを踏襲しつつ、さらにコンセプトも平成2期らしく奇抜な設定の新ライダー。

どこから取り上げればいいか迷ってしまいますが、まずは名前について考察してみます。

 

ビルド(BUILD)

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公式で公開されている情報としては、『日本語で「創る。形成する。」という意味の<ビルド>』と書かれてます。

また、タイトルロゴを見てみると英語表記では「BUILD」と書かれていることから、エグゼイドのように造語ではないようなので、本来の英語の意味でもある「創る」「形成する」的なニュアンスが主となる設定なのではと思います。

ちなみに日本人的にビルドって聞くと「創る」というよりは「建築」とか「建てる」とか、建物に関するイメージをしがちですが、その辺の要素はあえて考えないように促しているのかなとも感じました。

あとは、相方のカットとも話していたんですが、ボディビル的な意味合いの「ビルド」も含んでるのではなかろうか、という考察を巡らせたりしています。

かと言って、メインビジュアルを見たところ、別にムキムキではなさそうだし、ましてや主人公の設定が「天才物理学者」であることが確定しているので、「天才マッチョ」とかは、さすがにいろいつ詰め込みすぎてやりすぎかなとも思ってます。笑

「ビルド」はさらにある業界でも使われているんですが、それが「IT用語」です。
ざっくり説明するとIT用語的には、「プログラムをゼロから作る作業全体を表す」言葉です。
もちょっと細かく言うと、プログラミング上でいろいろな作業やファイル作成を行っていき、最終的に生成されたもの(ソフトなど)を指したりもします。
このIT用語の「ビルド」から考察すると、「組み合わせ」たり「複数のものから何かを生成する」的な意味合いに結びつけることができます。
たぶん...笑

まーー、名前でいろいろと考察してみましたが、今のところまだ明確にこれと言った確証は得られませんでした。

 

タイトルロゴについて

先程見ていただいたタイトルロゴから考察してみます。

ビルドの字体は特徴的ではありますが、それが何を表現しているかはピンときませんでした。

バックのシルバーのマークについても、斜めのラインはビルドのスーツイメージと同じ斜めラインを踏襲しているのかなということが予想できるのと、2つに分かれている歯車的なものは、変身アイテムをイメージさせる、2つを組み合わせて的な意味合いを表現しているのかなと考えてます。
ただ、なぜ歯車なのか、あるいは歯車じゃない別のものだとしても、それが何なのかはわからなかったです。

今までのタイトルロゴは割とシンプルなつくりだったが故に、今回のタイトルロゴは、なにげに意味深なデザインではないかなと思ってます。

 

モチーフ

仮面ライダービルドのモチーフはまだ明確な情報は公開されていませんが、「ウサギ」と「戦車」のように、「動物」と「機械」の組み合わせがモチーフのようです。

今までのライダーは一つのジャンルの変身アイテムによる組み合わせでしたが、公式サイトにも「あり得ない組み合わせのニューヒーロー」と書かれているところから推察するに、「動物」と「機械」と言った異種を組み合わせてそこから「ビルド」つまり新たな能力・効果を創り出すという意味合いでライダーの名前に繋がるのではと考えます。

また、公式サイトの説明文には「鋼のムーンサルト、ラビットタンク!」と記載があります。
恐らくですが、フォームにはそれぞれ通り名的なものが付いているのかなと予想しています。
「タンク」つまり「戦車」の装甲を表す「鋼」、「ムーンサルト」は別名「月面宙返り」、月面といえば「ウサギ」、といった具合で「鋼のムーンサルト」というキャッチが付くのかなーと考えました。
他のフォームについても、そういった通り名が付くのかな.....

『ベストな組み合わせ=≪ベストマッチ≫』という表現も公式サイトに書かれていますが、これは組み合わせは自由だけど、オーズのようにフルボトルの組み合わせで、亜種フォームも存在することを表していると思います。

「ベストマッチ」とはオーズで言うところの「タトバ」や「タジャドル」のような組み合わせだと思います。

 

2つ目のモチーフは、メインの変身アイテムである「フルボトル」。

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これも今のところ細かい情報は出ていませんが、メインビジュアルをじっくりみると、見方によってはペットボトル的な形に見えなくもない。
銃の弾丸にも見えるけど、「フルボトル」という名称から察するに、液体的なものが入るような形状だったり仕組みなのかなと思います。

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ドライバーに装填されたフルボトルを見ると、フルボトル本体が光っているというよりは、どことなく中の物質が光っているようにも見えます。

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別の写真を見ると、より液体っぽさがわかると思います。

2つ目のモチーフの「フルボトル」は、液体的な何かを入れるためのボトル形状からきているかもしれません。

数字モチーフについて

平成2期ファンなら誰しも気になるのが「数字モチーフ」。

とはいえ、割と確かなラインで、公式では数字モチーフは意識してないとの情報も出ているようなので、今となってはあまり意味のない考察かなと思いますが、いちおーー、数字モチーフを信じてやまない人のために考察してみます!笑

仮面ライダーWから始まったとされる「数字モチーフ」は、ガイアメモリ2つで変身する「2」、メダル3枚で変身するオーズの「3」といった具合に、次年毎に数字が1つずつ足されていってるという都市伝説があります。

その流れを組むと、仮面ライダービルドでは「10」が隠された数字となります。
「10」「十」「X」など様々な憶測ができるとは思いますが、現時点で少なくとも公開されているビジュアルから「10」をイメージすることはちょっと難しかったです。

ベルトの丸い装飾とフルボトルが「0」と「1」で合わせて「10!」とかちょっと考えてみましたが、さすがに無理がありすぎました.....笑

ということで、今のところ「10」については不明ですが、有力情報などあればぜひコメントやTwitterなどでお寄せください。

 

ライダースーツ

まず特徴的なのが、全身彩られたレッドとブルーの組み合わせ。
このビジュアルを見て一番に「仮面ライダーW」を想像した人は多いと思いますが、Wのときのように左右にキレイに分かれているわけではないので、よりカッコ良さが際立っています。

平成2期は、ライダーの特徴でもあった「複眼」が従来のそれとはかなりかけ離れたデザインのものが多く、エグゼイドに至ってはとうとう「目」がついちゃう始末でした。
(僕はあまり好みではなかったです.....)

ところが今回の仮面ライダービルドは、Wのときと同様に往年の「複眼」スタイルが復活しています。

ここからはイムファの見解ですが、特に平成2期のライダーで「往年の複眼スタイル」をデザインとして取り入れているライダーは、その劇中における「最初のライダー」というのが僕の説です。

例を挙げると、「仮面ライダーウィザード」のときの「往年の複眼スタイル」といえば「仮面ライダービースト」であり、ビーストは「古(いにしえ)の魔法使い」と呼ばれ、設定上は最古のライダーとされています。

仮面ライダードライブ」のときは「仮面ライダーチェイサー」が「往年の複眼スタイル」でした。彼はロイミュードではありましたが、元々は泊よりも以前に「仮面ライダー」となった「劇中で最初のライダー」でした。

と言った感じで、他の作品もほとんど同じことが言えるというのがイムファ的な見解です。
つまり前置きが長くなりましたが、今回の「ビルド」は劇中での「ファーストライダー」なのでは、と予想してます。

メットデザインをもっと掘り下げていきます。

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見て気づいた人も多いと思いますが、右目が「青のタンク」で戦車の形と砲身が伸びたデザインになっています。

左目が「赤のラビット」でウサギの耳のような形状のアンテナになっており、さらによくよく見ると、三角っぽいものがあります。
これはウサギの顔を横から見た状態で、三角はウサギの目を表しているようです。

せっかくなので、この画像をもっとよく見てみると、写真右下の首元にはとがったパーツが見えていますが、そこにも「ラビット」の赤い耳?と「タンク」の青い砲身?らしき形状が見受けられます。

涙ライン

真のライダー好きならこの言葉は聞いたことあると思いますが、仮面ライダー1号から受け継がれてきている様々なモチーフの中で、通称「涙ライン」と呼ばれるデザインがあります。

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この複眼の下にある黒い大きなラインがそうなんですが、知らない人のために解説すると、当時はマスクの視認性の問題などから付けられたデザインであると同時に、主人公が改造手術を受けて、あらゆる悲しみを背負って戦うライダーという意味も込めて、この「涙ライン」がライダーのメットデザインに採用されてきました。

ところが、仮面ライダーフォーゼ以降、その「涙ライン」が廃止されているらしく、僕もそれに気づいたのは鎧武あたりからだったんですが、その理由というのが「東日本大震災」以降のライダーにおいては「涙」というコンセプトをなくしたとのことでした。(アメトーーク仮面ライダー芸人情報)

ところがところが!
今回のビルドは明らかにその「涙ライン」が復活しています!
これはすなわち、「悲しみを背負った」という設定が分かりやすく含まれているのでは!と考察しました。

今回のビルドは、「往年の複眼」といい、「涙ライン」といい、原点回帰という意味合いをかなり含んだライダーなのではと、メットデザインから予想してみました。

 

今度は東映の公式サイトの写真を見てみます。

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足元をみてほしいんですが、右足は「青」になっており、足先はよく見ると「キャタピラ」らしきデザインが施されています。

逆に左足は「赤」になっていて、もう一つ特徴的なのがスプリングのような白い螺旋?がデザインされています。
ここからは予想ですが、「赤」のラビットの跳躍力を表現するのに「スプリング」をデザインとして取り入れてるのではと考えました。

さしづめ、「ラビットタンク」のライダーキックは、左足のスプリングで高く跳躍し、右足のキャタピラで攻撃効果を増大させる的な感じになるのかな、とか。

全身の斜めのラインは、デザイン的な意味合いは深くはわかりませんでしたが、例えばですが、相反する二つの物質を無理矢理混ぜ合わせたという表現なのかなと拡大解釈してみました。

 

変身ベルトについて

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変身ベルトは公式で「ビルドドライバー」という名前が情報解禁されています。

ただ、ドライバー自体の形状がいまいち謎仕様で、向かって左にはハンドルらしきパーツがあり、シルバーの丸い装飾が特徴的です。
公式画では紫色に発光していることから予想するに、赤と青のボトルを組み合わせ、というか混ぜ合わせて「紫」色に発光するといった仕組みなのかなと。

あと、ボトルを2本装填して変身するスタイルのようですが、現在放映中の「ウルトラマンジード」と設定かぶってるやん!ってつい思ってしまいました。
見た目こそ違うものの、同じボトル状のものを装填する仕組みは何か狙いがあるのか!?と深読みしてしまいます。(たぶんないとは思うけど...)

 

主人公について

仮面ライダービルドの主人公の設定は"史上最高IQ"の「天才物理学者」。
設定だけ聞くと、カブトの「天道総司」的なクールなキャラなのかなと最初は予想していたんですが、もう一度この写真を見てみてください。

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「アンテナ指で掴んでるよね」

なんとなくですが、こんな格好する人がクールキャラとはとても思えないので、案外おちゃらけたキャラなのかなとも思ってきました。

実際、エグゼイドの永夢も「天才ゲーマー」という設定でしたが、その正体はバグスターである「パラド」ということが判明したので、「天才物理学者」という設定も何か裏設定があるのかもしれません。

 

脚本と監督について

ビルドの脚本は「武藤将吾」さんが書かれるとのこと。
僕はあまり映画を見ないので知らなかったんですが、Wiki情報などによると「電車男」「花ざかりの君たちへ」「クローズZERO」「テルマエ・ロマエ」などを手がけており、割とマルチに活動されている脚本家さんらしいです。

この中では、イケパラやクローズZEROは見たことがあるので、その情報だけで予想すると、シリアスとコメディのバランスをうまく引き出せる感じなのかなと思ってます。
特に仮面ライダーはあくまで「子ども向け特撮ドラマ」なので、シリアスとコメディのバランスは重要と考えており、案外期待できそうだなと感じてます。

田崎竜太監督と言えば、ライダーファンにはおなじみの名監督です。
ライダーを知り尽くしていると言っても過言ではない田崎監督が手がけるということで、なんというか、安心して(笑)1年間見ることができます。

 

とーーーいった感じでだいぶ言いたいこと書きまくったかなと思います。

ちなみに敵勢力とされる「スマッシュ」については、その名称と「火星」というキーワード以外特に考察できる要素がなかったので、割愛します。

 

他にもいろいろと気になる点がある人もいるとは思いますが、思った以上に記事が長くなってしまったので、とりあえず今回はここまでにしたいと思います。

また反響があれば、次回の考察も検討してみます。(やるとは言ってない...)

 

ちなみに、「私はこういう考察をしてみました」とか「その考察は違うんじゃない」的な意見があれば、コメントでもTwitterでもいいので、気軽にメッセージしてもらえるとうれしいです。

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というわけで、以上、イムファでした!
(なんだかんだビルド楽しみ!)

 

テレビ朝日仮面ライダービルド」公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/build/#/?category=anime

東映仮面ライダービルド」公式サイト
http://www.toei.co.jp/release/tv/1210207_963.html

仮面ライダービルド」公式Twitter
https://twitter.com/toei_riderBUILD